2021-01-01から1年間の記事一覧
あなたを笑顔にしてくれる人。例えときどきイラついても。 あなたが大丈夫か時々心配してくれる人。例えときどきウザくても。 あなたを見守ってくれてあなたにとって最善のことを願ってくれる人。例え余計なお節介だと思っても。 そんな人と出会えたなら決し…
さて、お姉さんの攻略は上手くいったけど、そこからが進まなかった。 だから俺たちは家族攻略より、彼女の移住作戦を優先するようになっていった。 何処に住むか、どんな部屋に住むか、ペット飼おうなどなど。 彼女も何度も関東に来て、色んな所に遊びに行っ…
俺の屁は臭いらしい。 まぁ確かに臭い。だから隠れて気付かれないようにする。 ある初夏の日にベランダのサッシを開けていた。心地よい風が吹き、お昼寝に最適な時間だった。 彼女は俺から2メートルくらい離れたところでスマホをいじっていた。 そんなとき…
またカラオケの話し。 俺はカラオケの採点は90点が自己最高である。 あれは忘れもしない。何かのきっかけで彼女が大激怒したときだった。何度も赦しを請う俺に彼女は言った。 「カラオケで90点台出したら許してやる。」 俺は『そんなこと言われても無理だろ……
俺はカラオケが下手だ。 彼女は人に気遣いが出来るから、最初の頃は何も言わずニコニコしながら俺のカラオケを聞いていた。 しかしある頃から、「もうダメ~」と言いながら大爆笑するようになってしまった。 悔しい俺は、カラオケの練習をする日々。そんなと…
一緒になることを決めたは良いが、相変わらずの遠距離が続いていた。 しかも、彼女のお父さんは俺と学年が2つ(生年月日では一年とちょっと)しか違わない。 当然、お父さんは大反対。 一般的に考えたら、そりゃそうだよ。 そして、彼女の家族は仲がいい。 彼…
ある日突然、妻は言った「YouTuberになる」と。タイトルは『ねぇ、ちょっと聞いて』だそうだ。俺は、どうしたんだ一体!って思った。
妻は仕事の時は、鬼に変わる。コンビニでアルバイトをしている妻は、兎に角厳しい。だけど、お客様の前では、決してミスをした人を怒らない。他のお客様にご迷惑がかかるからだ。いつもの愛想の良さと愛嬌が加わった妻は、お客様を分け隔てることなく対応し…
妻は初対面の人を含めどんな人に会っても常に人当たりがよく、いつもニコニコ笑顔や微笑んでいる。ただ、夫婦二人の時に豹変する。妻が唯一、俺にだけ見せてくれる一面だ。 会った人のことでストレスが溜まったら、突進してきたり噛みついたりする。嬉しいけ…
今回は少し小休止して、小ネタを少し。 妻は言う、トイレに行く前に「ぶりぶり左衛門に変わるぞ!」と。左衛門って男の名前だから、男には変わらないで欲しいと思う。
順調に交際していた時期、少しでも彼女の側に居たい俺は関西への転勤願いを出していた。 でもそう簡単に転勤できない俺は、相変わらず仕事帰りに行きつけの焼き鳥屋さんや居酒屋さんで独り飲みの日々。 そんなとき、居酒屋の店員さんといい仲になってしまし…
交際を始めた俺たちは、益々頻繁に連絡を取り合うようになっていた。 正式に離婚が成立したとき 「何も思い出せない。○○との楽しかった想い出もあるはずなのに何も思い出せない。」 と言って泣くじゃくりながら電話で話してた。 俺は一生懸命慰めたよ。 慰め…
あの日から1週間後、滅多に鳴らない俺のスマホが鳴った。 俺は、ホカ弁を独り部屋で寂しく食べようとしている時だった。 俺はスマホを見たとたんビックリした!なんと見た目以上に歳くった女性からだった!!ヽ(゚д゚ヽ)(ノ゚д゚)ノ!! 見た目以上に歳くった女性「こ…
(前回からの続き)俺「どうして迷子になったの?関西の子でしょ?」若い女性「友達とHEP前で待ち合わせです。尼崎在住ですが、滅多に遊びに行かないので梅田や神戸も全然なにも分かりません。それに、昼間と違いシャッターも閉まってるし、風景が違いすぎて……
(前回からの続き)すると、目印女性が振り返り、髪を振り乱しながら俺に向かって走ってきた。 俺は怖かった。ただただ怖かった。俺の目の前に来た目印女性が 「すみません、HEPに行きたいのですが迷子になってしまい道が分かりません。教えて頂けませんか?」…
俺と妻と一緒になって2年。 俺は単身赴任で関東、妻は関西に住んでいる。 妻を愛する俺は連休になれば必ず関西に帰る。ここで簡単に俺と妻のスペックを書いとく。 俺 週休2日のサラリーマン、50代前半 妻 専業主婦兼妻の実家の家政婦、ようやく30代突入 因…