俺と妻のほのぼの激闘日記 俺の小ネタ編ーその2ー

またカラオケの話し。

俺はカラオケの採点は90点が自己最高である。

あれは忘れもしない。何かのきっかけで彼女が大激怒したときだった。何度も赦しを請う俺に彼女は言った。

「カラオケで90点台出したら許してやる。」

俺は『そんなこと言われても無理だろ…』と思いつつも、頷くしか選択肢がない俺は受け入れるしかなかった。

それから、俺の孤独な特訓が始まったのである。

部屋の中では歌詞を必死で覚えて曲を繰り返し聞き、生まれて初めての独りカラオケに挑んだ。

 

同じ曲を何度も歌った。

その歌は比較的高得点が出やすいと言われている佐野元春「約束の橋」(年代を感じる?)

そして、15回目くらいだったと思う。

ついに出ましたギリギリ90点。

歌う度に動画を撮っていた俺。当然ズルしないように彼女からの指示。

俺は頑張った。そして報われた。

だが、それ以来90点台は出せてない。

そこに彼女は突っ込む「どうして出せないんだ!」と。

仕方ないだろうよ、下手くそなんだから。といつも思ってる。

俺と妻のほのぼの激闘日記 俺の小ネタ編ーその1ー

俺はカラオケが下手だ。

彼女は人に気遣いが出来るから、最初の頃は何も言わずニコニコしながら俺のカラオケを聞いていた。

しかしある頃から、「もうダメ~」と言いながら大爆笑するようになってしまった。

悔しい俺は、カラオケの練習をする日々。そんなときに俺は気づいた。

彼女が歌う曲を彼女が歌うように歌えば良いのでは?ってことに。

それから、ときどきカラオケに行くと彼女が歌っていた曲を彼女より先に歌うようになった。

その度に彼女は「人の歌を取るな!」って言いながら、筆舌し難い罵声を浴びせるようになってしまった。

まぁ仕方ない。勘弁じゃ。

 

でも今は彼女の特訓のお陰で、普通(あくまで普通)に歌が歌えるようになった。かな?

俺と妻のほのぼの激闘日記 関東編

一緒になることを決めたは良いが、相変わらずの遠距離が続いていた。

しかも、彼女のお父さんは俺と学年が2つ(生年月日では一年とちょっと)しか違わない。

当然、お父さんは大反対。

一般的に考えたら、そりゃそうだよ。

 

そして、彼女の家族は仲がいい。

彼女にはひとつ年上のお姉さんが居る。既に結婚して家を出ているのだが、実家の近くに住んでることもあり、いつも行ったり来たりしている。

彼女も呼び出されて、家族で飲みに行ったりカラオケ行ったり、何かあると姉夫婦も一緒にお食事会とかやってる。

そんな中にお父さんと殆んど歳が変わらないオジサンが入ることは至難の技。

 

だから、俺たち二人は一生懸命に打開策を考えた。

どうしたら、何をしたら、どんな考え方なら、彼女の家族は俺を受け入れてくれるかってことを。

そんなことを一生懸命考えながら、それも共同作業だと思って前向きに考えながら二人の付き合いは続いていった。

 

そこで俺たちは、先ずはお姉さん攻略作戦を考え実行に移した。

所謂切り崩し作戦である。お姉さんの次は義兄となる旦那さん(義兄と言っても当然俺よりかなり年下)を攻略することにした。

彼女に段取りを任せて、俺が千葉県から逢いに行ったタイミングで三人でカラオケに行くことにした。

カラオケが不得意な俺はちょっと焦ったが、ここは頑張りどころだと思って、熱唱した。

昼間のフリータイムを利用したので、長い間熱唱したのである。

 

ここで、ちょっと脇道にそれるが、彼女はカラオケが抜群に上手い。

英語の歌でも発音がものすごく綺麗で本当に上手い。

だから当然、小学生の頃から音楽の授業では何でも独唱されてたらしい。

初めてのデートのときに二人でカラオケに行ったのだが、後から聞いた話では、俺の歌を聞いて心の中で大爆笑していたらしい。

まぁそうだろうよ。

しかし、それから彼女による俺のカラオケ大特訓が始まったのである。

今回のカラオケは、特定の楽曲でその特訓の成果が出てきた頃だった。

 

ここで、彼女のお姉さんのカラオケだが、俺はビックリした。

音程正確、抑揚バッチリ、とにかく超絶(この言い方古い?)上手いのだ。

以前、彼女が「うちが家族で一番歌が下手」

と言っていたが、謙遜しすぎと思って聞き流してたら。

恐るべき歌唱力を持った家族だと実感した。

 

三人でのカラオケ自体は楽しく終わり、お姉さんは俺の人となりもちゃんと見てくれて、「いい人」って言葉をもらったらしい。

そんなこんなで、俺たちは作戦を完遂したのであった。

 

(次回に続く)

俺と妻のほのぼの激闘日記 妻の小ネタ編ーその3ー

妻は仕事の時は、鬼に変わる。
コンビニでアルバイトをしている妻は、兎に角厳しい。
だけど、お客様の前では、決してミスをした人を怒らない。他のお客様にご迷惑がかかるからだ。いつもの愛想の良さと愛嬌が加わった妻は、お客様を分け隔てることなく対応していく。妻担当のレジには列が出来るほど…。
対応が迅速、的確にこなす。上司から新人の教育を頼まれることが多い。他の人達は、教えてもあの子は出来が悪いから、という理由で嫌がる新人相手でも、妻は寄り添いながら、時に鬼のように厳しく、仕事が終われば優しく接しながら、教育しているらしい。
妻曰く、「私もほんまに出来が悪くて最低最悪やった(°▽°)新人を教えても、すぐやめられたりもするから、時間の無駄!と考える人が殆んど。でも、見捨てるのは簡単な事やけど、教えていく事によって、自分も復習ができてるし、成長していく。それに、私は初アルバイトで直ぐやめたら、どこで勤めても続かない!と歯をくいしばったし、仕事は自分で探すもの!先輩方の良い応用技を見て盗む!悪いところは反面教師にする!どんだけ出来の悪い新人が来ても、私より出来が悪いヤツはそういない!絶対できるし、楽しんで働いて欲しい!新人だろうが制服を着たら、お客様からしたらそんなん関係なくプロ!だから教育も手は抜かない。それに、自分も仕事は手を抜かない!ミスをしたからと言って怒鳴ったりとかはしない。こんこんと教える。それこそ、クイズにしたりとか(笑)その辺は遊びながら(笑)教え方、接し方次第で、人の成長していくスピードは変わる。怒られてのびるタイプなのか、誉めてのびるタイプなのか、または違うタイプなのか!?みたいな感じで、その人にあったものを探す!これまでに私が今まで育てきれなかった新人たちはいないのだょ😎」と、不適に笑って話してくれたことがあった。


世の中のビジネスマン、ビジネスウーマン諸君よ、この姿勢を心掛けて!俺には出来ないが…。

俺と妻のほのぼの激闘日記 妻の小ネタ編ーその2ー

妻は初対面の人を含めどんな人に会っても常に人当たりがよく、いつもニコニコ笑顔や微笑んでいる。
ただ、夫婦二人の時に豹変する。
妻が唯一、俺にだけ見せてくれる一面だ。

会った人のことでストレスが溜まったら、突進してきたり噛みついたりする。
嬉しいけど痛いの…。

俺と妻のほのぼの激闘日記 妻の小ネタ編ーその1ー

今回は少し小休止して、小ネタを少し。

 

妻は言う、トイレに行く前に「ぶりぶり左衛門に変わるぞ!」と。左衛門って男の名前だから、男には変わらないで欲しいと思う。